オルフェーヴル三冠馬！血統的に制さざるを得ない？有馬記念2011
やはり堅いのはオルフェーヴルか
鮮やかな芝、冬の寒空、そして黄色い声援…。そのどれをとっても有馬記念を超えるものはないでしょう。その有馬記念、遂に明日に迫っております。
これまで約一ヶ月に渡って有馬記念を追ってきたわけですが（これまでの道のりはまた別の機会に振り返る予定です。）、有馬記念というキーワードだけでこんなに多くのことが知れるのかという驚きを隠せないと同時に、有馬記念はなんて深いものなんだと競馬初心者ながら感じているところであります。
すみません。前置きがやや長いですね。本題です。今回の記事は有馬記念2011最有力と言われているオルフェーヴルに関する分析をしていきます。血統、馬体、運…やはりこの馬持ってます。
オルフェーヴルは父にステイゴールド、母にオリエンタルアートを持つ馬です。
ステイゴールドは数々のレースを制している名馬です。若干気性が荒いとされていたそうなのですが、優秀な馬ということには変わりないと思われます。そんなステイゴールドも有馬記念は制していないのです。それだけ有馬で勝つということがどれほど難しいかということを表しているのだと思います。
母のオリエンタルアートは、競走馬としてよりも種牝馬としての評価が高いと言えます。オルフェーヴルの兄に当たるドリームジャーニーは有馬記念を制していますし（2009年）、ナカヤマフェスタも競走馬として非常に活躍しています。
オルフェーヴルは血統から見ると有馬記念を制さざるを得ないような馬なのです。それぐらい相性が良い。初めて迎える有馬記念になるのですが、今回勝てなかったとしてもいずれは有馬を制することはほぼ間違いないと言っても良いでしょう。
馬体がキレイ！！
敢えてフォトパドックを掲載したのですが、それは馬体を見ていただきたかったからです。
ステイヤー向けの細く長い脚。ステイヤー向けの長めの繋。ステイヤー向けの皮下脂肪…。どれをとっても長距離向け、ステイヤー向けの馬体なのです。なんと美しいこと…。競馬をはじめて一年も経たないのですが、これほど美しい馬体の持ち主に出会ったことはありません。オルフェーヴルが三冠を達成するその前からずっと思っていたのですが…。
もう間もなくファンファーレが鳴りひびく有馬記念2011。やはりこのオルフェーヴルが三冠馬の名の下に力を発揮するのか。あるいは飛んだ伏兵が現れるのか…。とにかく今は静かにその合図を待つことにしましょう。
