池添謙一騎手 凱旋門賞のためにフランス遠征
現役騎手の中でもトップを争う存在であるジョッキーが、春のクラシックシーズンを前に、異例の決断をしました。池添騎手は「オルフェーヴルで凱旋門賞」を合言葉に、その舞台であるロンシャン競馬場で武者修行する道を選びました。
池添謙一騎手 フランスで修行
やはり去年のジャパンカップ(GI)、天皇賞・春(GI)、そして何よりも凱旋門賞で惜しくも2着に敗れたことが、相当本人のプライドに影響しているのでしょう。かなり異例の決断で各メディアでもこぞって取り上げられています。
池添騎手本人は以下のようにコメントしています。
「クラシックシーズンですが、オルフェーヴルで凱旋門賞へ挑める夢を追えるのであれば、自分ができる限りのことをしておきたい。厳しい2か月間となるでしょうが、自分に足りないものを埋めることのできる遠征にしたいと思います」 http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20130124-OHT1T00211.htm
遠征は2ヶ月となる見通しですが、それでも凱旋門賞が行われるのは秋なので、帰国した後もまだ時間はありそうです。オルフェーヴル自身もまずは宝塚記念に照準を合してくると思うので、凱旋門賞から逆算してのローテーションとなる見込みと言えるでしょう。
過去に挑戦した武豊騎手
池添騎手のフランス遠征は確かに異例ですが、何も今回が初めてというわけではありません。 過去には武豊騎手が2001年に同じく欧州遠征に行き、そのときは池添騎手よりも長い3gつ下旬から10月中旬までという長い遠征でした(ただ重要なGIでは帰国するというスポット参戦)。
やはりこれだけ知名度が上がり、実力があってもなお上のレベルを目指すという意味では、是非応援したいですね。競馬ファンとしても、凱旋門賞で日本馬が勝利することは念願であるのは間違いないのでレベルアップして帰国して、また凱旋門賞に向けて出発して欲しいと思います。
ということで春のクラシックシーズン、凱旋門賞のため不在の池添騎手に代わり、オルフェーヴルの鞍上はどの騎手になるのかにも注目が集まりそうです。
[PR]大川慶次郎
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