有馬記念2012の注目馬

いよいよ有馬記念2012が目前に迫ってきましたね。競馬の一年で最も盛り上がるレースを前に、注目馬のおさらいとともに調教状況などもお伝えしていきたいと思います。オルフェーヴルやジェンティルドンナがいない中、どの馬が抜け出すのでしょうか。

エイシンフラッシュ

フラッシュ自身、中山は得意だ。昨年も、ジャパンＣ８着から有馬でオルフェーヴルに３／４馬身差２着好走と急激にパフォーマンスを上げている。京成杯Ｖ、皐月賞は３着だった。 　「東京（のＪＣ）だとどうしても行きたがってしまうんだけど、コーナーの多い有馬だと折り合える。だから、この距離でもこなせるんだ」と久保助手が言う。 http://race.sanspo.com/keiba/news/20121219/ope12121916020026-p1.html

確かにコースとの相性は重要ですね。特に中山競馬場は他の競馬場に比べて複雑な形が特徴なので、このコースを得意としている点はプラス要素と言えます。エイシンフラッシュに関しては重賞でも結果を残しているため、優勝に最も近い一頭でしょう。

ゴールドシップ

この日は雪の中での調教で、平均より２秒半から３秒かかる重い馬場。須貝師は「動いてますよ。１週前は攻め駆けするアスカトップレディとの併走馬でメイチでやって、今日は息をつくることに重点を置いた」と合格点を与えつつ、「長距離の菊花賞と違って、中山は力を要す馬場なので違うつくり方をしている。プラス１０キロぐらいになると思いますが、パワーアップしていると思うので当日は胸前の筋肉に注目してください」 http://www.nikkansports.com/race/news/photonews_nsInc_f-rc-tp0-20121219-1061648.html

ゴールドシップに関する記事が多く見られますよね。オルフェーヴルやジェンティルドンナが出走回避して以降はその傾向がさらに強くなった気がします。調教も順調に行なっている様子で、また中山競馬場が舞台ということでよりパワーのある馬体に仕上げている模様です。

ルーラーシップ

出遅れが続く課題のゲートについて、角居調教師は「練習では何ともなくレースでどうかだけ。馬具（尻尾から鞍に渡してある、騎手の手をひっかけることができるロープ）の使用も考えているところ」と思案顔だが、鞍上自身は「ミスター・スミイは優れたトレーナー。練習では何ともないから」とことさらナーバスにはなっていない。 http://race.sanspo.com/keiba/news/20121219/ope12121912000021-p1.html

ゲートに難のあるルーラーシップですが、角居師を始めそれほど重要視はしていない模様です。確かにある程度距離のある競馬場なので、後から巻き返せるほど距離の余裕はあるでしょうが、あまり遅れが目立つと馬群から離れてしまう可能性も高いので、その辺りは注意したいところです。