穴馬予想は本当に儲かるの？

穴馬予想は本当に儲かるのか―。今回はそんな漠然としたことをちょっと真剣に考えてみました。配当＞的中が基本的な構図だと思うのですが、果たしてそれはアント（対極）な関係なのでしょうか。

考えれば考えるほど深みにハマッてしまいそうな気がするのですが、なにせ最近全く馬券が当たらない状況なので、良いクールダウンになればということで記事を書いています。以下は主な項目です。

1.そもそも穴馬予想とは 2.儲かる？儲からない？ 3.穴馬はトレセンで絞る？

そもそも穴馬予想とは

そもそも穴馬予想とは何なのか。競馬予想方法に関してあまり知らないという方でも理解していただけるように、まずは基本的な話から進めていきたいと思います。

「人気がないけど、勝ちそうな馬を中心に予想を組み立てていくこと」です。

端的に言えばこんな感じ。人気がない→5番人気以降、と勝手に思ったりしているのですが、それらの低人気馬とちょっとだけ人気の高い馬を組み合わせてオイシイ配当を狙いに行く。これが穴馬予想の基本的な理論になります。

実際にこういった方法を実践している人は多く、というのも馬券購入者が最もおそれるものの1つとして「トリガミ」があり、これを気にして低人気も馬券の買い目に入れておくというケースが多々見られます。

儲かる儲からない？

で、ここからが本題になってくるのですが、実際に穴馬予想は儲かるのか、あるいは儲からないのか。これこそが今回の記事のメインテーマです。

結論からいうと、僕の印象ではプラマイゼロ（プラスマイナス0）な感じです。大きく負けることもあれば、大きく勝つこともある。それがお互いに打ち消しあって結局馬券収支はゼロ。

まあ競馬を楽しむだけならばすっごく良いですよね。敗れる悔しさも味わいつつ、万馬券が的中した時の喜びも味わいつつ…。結構競馬道の賢人たちが「穴予想こそ醍醐味」という由縁は純粋に、そしてシンプルに競馬を楽しむことができるということかも知れませんね。

穴馬はトレセンで絞る

ここからはより実践的なお話です。 例えば穴馬をトレセンの調教状況で絞ったり。「人気が低いから」という理由だけで予想していては、行き当たりばったりの予想でそれこそ宝くじか！と思われても仕方がありません。

しかし、調教状況の情報をしっかり集めて、「確かにレース前の人気はショボいが調教では抜群の出来だった。これは狙い目…」といった感じで予想した方が、楽しいですしそれが的中したらさらに楽しいことでしょう。

そこで栗東トレセンでの調教情報を主に配信しているサイトをここでご紹介します。名前はミリオンゲート。元競馬記者が栗東トレセンでの調教状況を分析したものを無料で配信しています。（※情報を受け取るには登録が必要です。）

普通に手軽です。水曜日更新ということで新鮮味は保障されていると見てよいでしょう。またもともと競馬記者だった人が分析しているので品質的にも信頼性は高いと見られます。

【栗東トレセンリポートの例】 デビュー以来、１度も他馬にハナを譲ったことがないエーシンダックマンは、坂路でも前半に飛ばし４Ｆ51秒９―13秒４。最後はスタミナが切れた。坂口師は「上がりはかかってるけど、最近は調教で動かなくなっているからね。太め感はないし、仕上がりに不安はない」と語った。今回に逃げるしかない。「小細工をせず行くだけ」と逃亡宣言だ。

こういった情報を有効に利用すれば、穴馬予想でも馬券収支を大幅にプラスに持っていくことも可能ではないかと思います。

僕のように最近収支が安定していない、又は満足していないという方は気分転換の意味も込めて試してみてはいかがでしょうか。