産経大阪杯の出走馬情報―筆頭格は天皇賞・秋のトーセンジョーダンか
産経大阪杯の出走馬情報
筆頭格はトーセンジョーダンか
産経大阪杯の基本情報ではGIIレースとは多数の有力馬が出走してくる傾向が強いということをお伝えしました。今回はその有力馬を中心に産経大阪杯の出走馬情報をお届けしたいと思います。
まずこのレースの筆頭格はトーセンジョーダンでしょう。去年の天皇賞・秋で7番人気ながら激走したのはみなさんの記憶に新しいことでしょう。いつもゲートに入る前に一悶着あってからの出走なだけにメンタル面の不安定さが指摘されていますが、有力馬の1頭と見て間違いはないでしょう。下はトーセンジョーダンの戦績です。
●トーセンジョーダンの戦績
やはり成績にムラがあるなという印象です。人気を裏切ったり、はたまた人気に応えていたり、馬齢別の戦績にも偏りが見られることからも、精神面の不安は拭えそうにありません。
しかし去年の天皇賞・秋で勝利した時同様、2000mという距離なのでトーセンジョーダンを外しての買い目はあまり考えられないオプションですね。とりあえずその日の調子を見てどのあたりに持ってくるかというのを決めたいと思います。
ローズキングダム復活なるか
もう1頭注目しておきたいのは2011年後半に調子を落とし、2012年をこの産経大阪杯から始動するローズキングダム。
今年5歳になる牡馬は、一昨年の秋にJRA最高峰のジャパンカップ(GI)を制しており、ポテンシャルの高さは評価されています。調教師の橋口師も「前走時までとは馬体の張りは全く違う」と話しており、栗東トレーニングセンターでの時間が充実していたことを示唆しました。
●ローズキングダムの戦績