グラスワンダーの血を引く牡馬・アーネストリー!!父子優勝なるか!?有馬記念2011
父の椅子に座るとき
みなさんは”有馬記念”と聞いて何を思い出すでしょうか。
有馬記念で自身初の敗北を喫したディープインパクトでしょうか。はたまた有馬記念で奇跡を復活劇を見せたオグリキャップでしょうか。
有馬記念の歴史を彩る名馬たちが多数いるのはご存知かと思いますが、おそらくこの馬の名前を無視することはできないでしょう。
グラスワンダー。史上最短キャリアで有馬記念を制覇し、翌年に連覇達成。グランプリ競走三連覇を達成した、中央競馬に歴史上屈指の名馬です。そして、その名馬の血を引く子が”有馬の椅子”に座ろうとしています。
その馬の名前はアーネストリー。今季6歳となる名馬の血を引く古馬は父のグラスワンダーを追いかけ、この有馬記念2011を迎えるに至りました。
晩成型のアーネストリー。ピークは有馬?
意外にもこのアーネストリーがGⅠを初制覇したのは今年6月の宝塚記念です。このレースでは有馬記念2011でファン投票第1位のブエナビスタを破っています。またその後、産経賞オールカマー(GⅡ)を制していることから、おそらく晩成型の馬なのでしょう。主戦騎手は佐藤哲三騎手で有馬記念2011でも佐藤騎手の騎乗が予定されています。
馬体が大きいのが特徴で牡馬の中でも一際目立ちます。最も少ない体重であった新馬戦でも508kgで出走しています。牧場関係者によると、当歳時から大きい馬で馬体が良く、評価は高かったといいます。
なんとなくアーネストリーと聞くとブエナビスタが想像されるのですが、そういった”因縁の対決”という面でも有馬記念を楽しめると思われます。
かつて父の”主戦場”だったこの有馬記念で大きな飛躍となるのでしょうか!