「キラリ光る汗は何色?」馬の調子は汗色で!!
馬の汗色、涙色。
見るのは汗の質…ではなく色!!
前回、馬の汗の話をしました(その汗サラサラ?馬の調子は…汗!)。
そこで汗の質が馬の調子を見分けるバロメーターではあるがそれを見分けるのは一般競馬ファンは難しい、ということを申し上げました。
サラサラ、ドロドロ。触ればわかりますが、スタッフでもない限り難しいですよね。
そこで今日はもっとわかりやすい汗の見かたをお伝えします。
それは色です。
「馬の汗が白い場合」。この場合は、調整不足と考えるのがベターです。
その際、馬の皮下脂肪(人間の感覚でいうとお腹辺り?)と脚の接触部分にかいている汗に注目してみてください。
ここにかいている汗が白いということは、それだけ皮下脂肪と脚が擦れている、ということになります。
つまり、多く擦れるほど皮下脂肪が絞れていないのです。
一方、「馬の汗が半透明の場合」。この場合は、順調に調整ができたと考えて良いでしょう。
同じように皮下脂肪と脚の接触部分の汗に注目していただきたいのですが、この汗が半透明に濁ったような色をしていることがあります。これは皮下脂肪と脚との摩擦が少ない、つまりそれだけ皮下脂肪が絞れていると判断できます。
トレーニングをして万全の状態と判断していいと思われます。
そうです。調子のいい馬というのは涙色の汗を発散するのです。
これならパドックでもわかる!!
これならパドックでもわかります。
確かに馬の股間辺りなので見づらいことは確かなのですが、パドックでは何周もしてくれるので見るチャンスはいくらでもあります。
パドックに人が多い時は双眼鏡を持っていったらいいと思います。
パドック理論がここでぶり返してくるとは…。
明後日にはスプリンターズを皮切りにGⅠが始まります。
まだ予想を再開するのは早いかな…。
けど予想しないと儲からないからな…。
葛藤している今日この頃です。